現代美術の見方

 

車一台が通れるぐらいの細い道路

この道路を挟んで

左手を職人町、

右手を船泊り町、

と言う地名だったと教えてくれた

花屋のお母さん。

子どもの頃は、「歩いて"銀砂の海岸”まで行き、

よく遊んでいたのよ・・・」なんて話をしてくれた。

 

昔ながらの肉屋、文房具店、食堂、

それらの店先を抜けた所の

舞鶴一丁目に

現代美術企画ギャラリー

 

 

アートプロ ガラ 

http://www.artpro-gala.com

 

はあった。

 

主宰の方の意気込みを感じる

長期の展示。

 

『モノリスの向こう』近藤裕史|古賀義浩

2019年9月24日(火)−10月26日(土)

 

 

何の、前もっての知識もなく行った。

薄暗さが、落ち着くのか。

素直に作品を見つめれた気がする。

 

小さな美術館と変わりない。

いや、美術館よりも

実のところ、"みつ"だったかもしれない。

 

作家は作品を創り出した人だけれど

他者が目にした時には

もう、その作品は作家のものではなく

見る人のものになると

わたしは、思っている。

 

きっと、想いとは関係なく

そういう空想の海へ

連れて行ってくれる

船のように・・・